TU型/FT型

卓上型のシーム溶接ヘッド

金属箔板、メッシュの溶接も可能

 

▶ 特長

  • ◆ シーム溶接とは
      スポット溶接が棒状の電極を使用するのに対し、シーム溶接は円盤状の電極を使用して連続的に抵抗溶接を行うものです。
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  • ◆ 本機の概要
      本装置は0.03~0.2mmの金属箔を主体としてラップ・シームを簡単高品質に行うためのものです。
      これまで、アルゴン溶接やスポット溶接では取り扱いが困難で、強度不足で難しいとされていた作業が、より簡単で確実に作業可能になります。
      溶接電源は、インバーター式と交流式の2種類を使用できます。(インバーター式はコントロールBOXが別置きとなります。)
      TU型:上下電極円盤タイプ FT型:上電極→円盤タイプ、下電極→板状電極

 

 

▶ 仕様

機種名 TU-10-120 FT-2030/2060
駆動方式 モーター駆動部
1次電源 AC200V単相
回転速度 コントロールボックスで設定
加圧追従機構部 加圧方式 エアシリンダー駆動スプリング調整式 スプリング調整式直上加圧方式
加圧信号 シリンダーセンサー付き なし
加圧力 約70~150N 約70~200N
ストローク 20mm 300mm(FT-2030タイプ・溶接距離max.250)
600mm(FT-2060タイプ・溶接距離max.550)
溶接速度 手動 3~43mm/sec
電極径 φ120mm φ80mm

                         電極ホルダーを水冷可能(標準装備)